人を癒すあなたへ
ケアする人の心の処方箋
人をケアするお仕事の方々へ、自分自身も大切にする心の処方箋をお伝えします。
自分を大切にするには、自分を知ることから。
月の記憶から人生を紐解くことで、本当のあなたの声を聴くことができます。
ケアする人の特徴
過去の傷を知る人
人をケアするお仕事についている人は、過去に自分が傷つき回復した経験を持つ方が多いです。
誰かの役に立ちたい
その辛さを知っていて、繊細で優しいからこそ、自分を後回しにしてでも誰かのために尽くします。
自分を苦しめている
相手に寄り添いすぎるあまり、その想いを引き受けてしまい、気づかないうちに自分を苦しめています。
ケアする人の落とし穴

溺れる人を助けようとする
自分がやっと泳げるようになったのに、溺れている人を助けようと海に飛び込むようなもの。
疲弊してしまう
他者のケアに集中するあまり、自分自身のエネルギーを使い果たしてしまいます。
バランスを失う
「ケアする側」という意識が働き、自分をケアするということが疎かになりがちです。
ケアする職業の例

医療関係者
看護師、介護士など、直接的に人の健康や生活をサポートする職業

教育・保育
保育士、教師など、子どもの成長を支える職業

精神的サポート
占い師、カウンセラー、セラピスト、ヒーラーなど

家族のケア
子育て中のお母さん、親の介護をしている人も広い意味でケアする人
「月の記憶」が導く
持続可能なケアのかたち
バランスを意識する
「月の記憶」に刻まれた理想だけでなく、無理をしすぎず、健やかに続けられる境界線を持つことが大切。
2
自己ケアを優先する
幼い頃、誰かの笑顔のために頑張った記憶があるかもしれません。でも、本当に大切なのは、自分自身を満たすことです。あなたが安心しているとき、その温もりは自然と周りに広がっていきます。
エネルギーを回復する
月が満ち欠けを繰り返すように、私たちにも休息が必要です。頑張るだけでなく、時には自分を癒す時間を大切にしましょう。それが、さらに多くの人を癒す力になります。
喜びを見つける
幼い頃、ふとした瞬間に感じた幸せの記憶はない?
仕事の中にも、小さな喜びを見つけることで、無理なく続けられる働き方ができます。
あなたの「月の記憶」をひも解くことで、ケアすることと、自分を大切にすることのバランスが見えてきます。
事例1 看護師さんの場合
看護師として働き、管理職になった方が、ある日、自身が体調を崩し、お越しくださった。
振り返ってみると、患者さんのために頑張らなきゃ、ミスをしてはいけない、常に動いていないといけないって、自分に厳しくし続ける思考のパターンがあったことに気づく。
患者さんを守らなきゃ、自分が頑張らないと回らないっていうもの。
けど、そのプレッシャーが心身に負担をかけ、体調を崩す原因となっていた。
そもそも幼少期を振り返ると、いい子でいなきゃ、迷惑をかけちゃいけない、自分が頑張れば家族がうまくいくと、小さな頃から周りを気遣い、自分の気持ちを後回しにする習慣があった。
いつの間にか、誰かの役に立つことが自分の存在価値になってて、無理をしてでも頑張ることが当たり前になってた。
でも、ホントは、誰かをケアする仕事だからこそ、自分自身のケアを後回しにしないことが大切。
まずは、自分が自分を大切にすること。そこから、本当の意味での「ケア」が始まるんだよね。
事例2 食事療法を教えるセラピストさんの場合
長年食事療法を教えてきたが、自身ががんになり、ご相談に来てくれた。
食事療法を、続けていく過程の中で、○○はダメ、○○しなきゃという、思考の状態が続いていたことに気づく。
食事療法を頑張っている動機も、病気になりたくないというもので、これらの考え方が、病気を招いていた。
事例3 ボディケアの講師さんの場合
ボディケアのサロンを多店舗展開し、いわゆる、成功していたが、いつも焦りがあるということ、動悸が起こるようになったということで、ご相談に来てくれた。
すごく頑張り屋さんで、なぜそんなに頑張るのかを聞いたところ、出てきたのは「無価値感」だった。
その感情を手放すために、思考と感情のサイクルを変化させることで、心身の落ち着きを取り戻し、眠れるようになった。
「役に立つこと=自分の価値」になっていない?
ケアする人は、誰かの役に立つことが自分の価値だと思いやすい。
起業している人は、売り上げがそのまま自己価値に直結しやすい。
でも、それって本当に「自分の価値」なんだろうか?
もちろん、人の役に立つことは素晴らしいし、売り上げが上がることも大事。
でも、それだけが「自分の価値」になってしまうと、うまくいかないときに自分を責めてしまう。
役に立てなかったら、価値がない?
売り上げが下がったら、ダメな人間?
そんな風に思ってしまったら、どれだけ頑張っても満たされない。
でもね。
あなたが誰かのためにしたことは、求められたことも、そうでなかったことも、すべて尊いもの。
心を込めてやったことに、優劣なんてない。
「後ろ向きだっていいじゃん!」
かつての私は、人からの評価が気になって、ボロボロになった自分を受け入れられなかった。
でも、もう取り繕えないほど傷ついたとき、新しい世界が見えた。
私が大切にしている言葉がある。
「悲劇は宝物に変わる」
今はわからなくても、過去の経験の意味は、未来の自分が教えてくれる。
誰かのために頑張るあなたは、優しくて、繊細で、本当に愛おしい存在。
だからこそ、もっと自分を認めて、自由になってほしい。
何気ない日常の空が、美しいと感じられること。
その瞬間に感謝できること。
それこそが、本当の豊かさなのかもしれない。
そして、その感覚を大切にすると、ふと気づくことがある。
それは、ずっと自分の中にあった「月の記憶」。
傷ついたこと、迷ったこと、涙したこと――
すべてが、今の自分を作っている。
過去をひも解くことは、未来を照らすこと。
あなたがあなたを大切にするとき、心の奥に眠っていた記憶が、新しい光を放ち始める。
月の記憶から人生を紐解く
月の記憶とは
月は無意識の世界。
幼いころの環境をそのまま受け入れ、母親の胎内で感じた記憶を、深く刻み込んでいます。
幼い頃のルールって、当たり前だって思ってたことない?
それが、知らず知らずのうちに大人になった今の価値観や反応の土台になっています。
あなたの無意識や感情パターン、過去の記憶を読み解きます。
自己理解のツール
なぜ、人をケアしたいと思うのか?
幼い頃の経験が、鍵を握っていることが多いのです。
自分には価値がない、だから、人の役に立つことで、価値ある人になろうとしたのかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?
もし、役に立てない自分には価値がない」と感じるなら、過去の記憶をひも解いてみてほしいと思います。
癒しの道標
私たちは、無意識に過去の経験に影響を受けています。
誰かの役に立つことで価値を感じるのも、その記憶が関係しているのかもしれません。
もし「頑張らなければ価値がない」と感じるなら、一度立ち止まってみてはいかがでしょう。
なぜ人をケアしたいのか? その理由を知ることで、本当の自分を生きる道が見えてきます。
過去を振り返ることは、未来を自由にする鍵になります。
あなたも月の記憶を紐解いてみませんか?
もしもあなたが「もっと自分を知りたい」
「過去の記憶と向き合いたい」と思ったら
あなたの「月の記憶」を一緒にひも解いていきませんか?解いてみませんか?
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